## 関連資料
詳細については、以下の総説をご覧ください。
- 佐藤 繭子, 後藤 友美, 豊岡 公徳「植物の免疫電子顕微鏡法」2017 年 52 巻 2 号 p. 98-103
- 関連プロトコル
当研究室では、免疫電顕法を用いて、植物細胞内におけるさまざまなタンパク質の局在を明らかにしてきました。
### ミラクルフルーツにおけるミラクリンの局在
筑波大学 江面研究室との共同研究
ミラクルフルーツに含まれる味覚修飾タンパク質ミラクリンについて、果実細胞内での蓄積部位を免疫電顕法により解析しました。金コロイド標識により、ミラクリンが細胞内のどの構造に局在するかを超微細構造レベルで明らかにしました。
Hirai et al. J. Plant Physiol. 2010.
### アズキ子葉細胞におけるシステインプロテアーゼの局在
豊岡の学生時代の研究
アズキ種子の子葉細胞において、貯蔵タンパク質の分解に関わるシステインプロテアーゼの細胞内局在を免疫電顕法により解析しました。貯蔵組織におけるタンパク質分解過程を、細胞内構造との関係から明らかにしました。
Toyooka et al. J. Cell Biol. 2000.
### インゲン豆老化葉におけるルビスコの局在
豊岡の学生時代の研究
インゲン豆の老化葉を用いて、葉緑体内に存在する主要な光合成酵素Rubiscoの局在を免疫電顕法により解析しました。葉の老化過程における葉緑体タンパク質の挙動を、超微細構造レベルで観察しました。
Minamikawa et al. Protoplasma 2001.
### 分泌に関わる4回膜貫通タンパク質SCAMP2の局在
理研/九州大学 松岡研究室との共同研究
植物細胞における分泌経路に関わる4回膜貫通タンパク質SCAMP2について、免疫電顕法を用いて細胞内局在を解析しました。SCAMP2が細胞内膜系のどの区画に存在するかを明らかにし、植物細胞の分泌・膜交通機構の理解に貢献しました。
Toyooka et al. Plant Cell 21, 1212–1229, 2009.
### ニコチントランスポーターMATEの局在
奈良先端科学技術大学院大学 橋本研究室との共同研究
ニコチン輸送に関わるMATE型トランスポーターについて、植物細胞内での局在を免疫電顕法により解析しました。トランスポーターの局在を細胞内膜系と対応づけることで、ニコチン輸送機構の理解に貢献しました。
Shoji et al. Plant Physiol. 149, 708–718, 2009.
### オートファジー関連タンパク質ATG8の局在
明治大学 吉本研究室との共同研究
オートファジーに関わるATG8タンパク質について、免疫電顕法により細胞内局在を解析しました。オートファジー関連構造とATG8の位置関係を電子顕微鏡レベルで明らかにし、植物細胞における分解系の理解に貢献しました。
Yoshimoto et al. J. Cell Sci. 127, 1161–1168, 2014.
ほか。