植物電顕若手
ワークショップ2021

第12回 植物電顕若手WS

更新 2021年11月15日

第12回 植物電顕若手ワークショップ

電子顕微鏡 (電顕)法は細胞内の超微細構造を明らかにする、生命科学においては古典的かつ必要不可欠な技術です。しかし近年、他の新しい分野の台頭に伴い、電顕を扱うことのできる若手研究者は激減しています。特に植物科学分野では、研究者の所属学会が分散しているため、電顕法を学ぶ研究者や技術者が集まる機会はほとんど無くなってしまいました。電顕法の技術的基盤、ノウハウ等、これまで蓄積してきた知見を、今後も維持し、さらに発展させていくためには、若い世代での相互交流が必須であると考えています。 2010年度から同ワークショップを開催し、植物の電子顕微鏡観察に長年携わってきた先生方にご参加頂き、アドバイザーとしてご助言とご講演を賜りました。毎年恒例通り、理研横浜での開催を目指していましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、昨年に引き続きオンライン開催とし、参加者全員による研究紹介、相談会やグループ研究討論会等を通して、世代・分野を超えた研究交流を目指します。 分野や年齢、経験に限らず、多くの方々のご参加をお待ちしてます。企業の方の参加も大歓迎です。
〜お知らせ〜
オンラインワークショップは無事終了しました。50名を近い多くの方にご参加頂きました。来年こそは横浜でお会いしましょう。
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日時:
2021年11月12日 (金) 10:00~17:00
場所:オンライン Zoomミーティング


参加費:無料

こちらのHPより参加登録をお願いします。
特別講演:
太田 啓介 (久留米大)
「細胞が織りなすメゾスケール環境の時空間解析」
講演:
小口 綾貴子 (理研IMS)
「『モルフォミクス』から切り拓くこれからの腎臓病学」
鈴木 智子 (理研CSRS)
「力学的刺激によるトライコームを起点とする情報伝達機構の解明に向けて」
須﨑 大地 (横浜市立大 木原生研)
「卵細胞特異的な新規細胞外構造が制御する重複受精機構の解析」
緑川 景子(理研CSRS/沼田ERATO)
「アレイトモグラフィー法による光依存的オルガネラ接触の定量解析(仮題)」

(敬称略)
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スケジュール:
~11/11(木)~ 電顕セミナー 「生物試料電顕観察の基礎から応用」
(Zoomミーティング)
詳細はこちら

~11/12(金)~
 第12回 植物電子顕微鏡若手ワークショップ
ソフトウェア:Zoom, SpatialChat(予定)

スケジュール(暫定)
9:30-10:00 交流会 (自由参加:Zoomブレイクアウトルーム)
10:00-11:10 開会、講演[1]: 鈴木 智子(理研CSRS) 、小口 綾貴子(理研IMS)
11:10-12:00 自己紹介&ショートトーク[1] (Zoom)
12:00-13:00 昼食タイム&交流会 (自由参加:Zoom ブレイクアウトルーム)
13:00-14:00 自己紹介&ショートトーク[2] (Zoom)
14:00-15:00 講演[2]: 緑川 景子(理研CSRS/沼田ERATO)、須﨑 大地 (横浜市立大 木原生研)
15:00-16:00 特別講演: 太田 啓介(久留米大) (Zoom)
16:00-17:20 テーマごとのグループ相談会、閉会 (自由参加:Zoom ブレイクアウトルーム)
17:30-19:00 情報交換会 (自由参加:SpatialChat)

昨年の様子:
http://bioem.riken.jp/emws2020/




「第12回 植物電子顕微鏡若手ワークショップ」
 世話人 
 豊岡 公徳・佐藤 繭子 (理研CSRS)
朝比奈 雅志(帝京大)
 
秋田 佳恵・永田 典子 (日本女子大)

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主催:理化学研究所 環境資源科学研究センター(CSRS)
後援:日本学術振興会・新学術領域「植物の生命力を支える多機能性幹細胞の基盤原理」
同時開催:名古屋大学 卓越大学院プログラム「GTR次世代先端講義」認定セミナー

このワークショップは、理研シンポジウムの一環として行われています