第9回 植物電顕若手WS

更新 2018年11月19日

日時:
2018年11月16日(金)終了しました
10:00~18:00
場所:理化学研究所 横浜キャンパス 交流棟ホール
〒230-0045 神奈川県横浜市鶴見区末広町1丁目7番22号

参加費:無料
ワークショップは無事終了しました。50名を超える多数の方にご来場を頂きましたこと、御礼申し上げます。
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第9回 植物電子顕微鏡若手ワークショップ

電子顕微鏡(電顕)法は細胞内の超微細構造を明らかにする、生命科学においては古典的かつ必要不可欠な技術です。しかし近年、他の新しい分野の台頭に伴い、電顕を扱うことのできる若手研究者は激減しています。特に植物科学分野では、研究者の所属学会が分散しているため、電顕法を学ぶ研究者や技術者が集まる機会はほとんど無くなってしまいました。電顕法の技術的基盤、ノウハウ等、これまで蓄積してきた知見を、今後も維持し、さらに発展させていくためには、若い世代での相互交流が必須であると考えています。
2010年度から同ワークショップを開催し、植物の電子顕微鏡観察に長年携わってきた先生方にご参加頂き、アドバイザーとしてご助言とご講演を賜りました。今回は、
植物の3次元解析を中心とした電顕/光顕の講演、ショートトーク、ポスター発表、グループ研究討論会等を通して、世代を超えた研究交流を目指します。

分野や年齢、経験に限らず、多くの方々のご参加をお待ちしてます。企業の方の参加も大歓迎です。

講演:
一ノ瀬 孝子(理研)
「電子顕微鏡/光学顕微鏡それぞれの特性を生かし、単細胞紅藻の細胞分裂過程を3次元微細構造解析する」

池崎 満里子(日本ローパー )
「画像解析ソフトによる連続切片画像の3次元構築・解析手法」

大井 崇生(名古屋大)
「組織・細胞レベルの三次元形態解析:イネ科葉組織における連続切片法とFIB-SEM法の例」

川元 寛章(日立ハイテク)
「電顕3D観察手法による葯内黒穂菌の感染実態の解明」

永田 典子(日本女子大)
「連続切片SEM法による植物オルガネラの3D解析」

平塚 理恵(東京慈恵会医科大)
「手強い花粉を楽して観たい! ーFE-SEMは頼りになる味方ですー」

山崎 幹夫(シンテック )
「4年目のダイヤモンドナイフメーカー」

(敬称略)
スケジュール:
~11/15(木)~ 東棟7F
E704室またはE705室
15:00-17:00 技術相談会(自由参加)

~11/16(金)~ 会場:交流棟ホール
9:30-10:00 プレポスターセッション(自由参加)
10:00 開会
10:05-11:45 講演
 一ノ瀬 孝子(理研)
 川元 寛章 (日立ハイテク)
 大井 崇生 (名古屋大)
 山崎 幹夫 (シンテック )
11:45-12:30 ショートトークまたは自己紹介
12:30-13:15 昼食
13:15-14:30 ポスタープレゼンテーション
14:30-16:00 講演
 池崎 満里子(日本ローパー )
 永田 典子 (日本女子大)
 平塚 理恵 (東京慈恵会医科大)
16:00-17:30 グループ研究討論会
*
17:30-18:00 閉会
18:00-20:00 懇親会@所内食堂 (一般 2,500円、学生1,500円)
20:30-23:00 2次会 (鶴見駅周辺)

昨年の様子:
http://bioem.riken.jp/emws2017/

*
参加人数にもよりますが、当日に5〜8名くらいにグループを分けて、固定・包埋、切片作製・観察、 走査電顕など興味を持つテーマで相談や討論を行う予定です。



「第9回 植物電子顕微鏡若手ワークショップ」
 世話人 
 豊岡 公徳 (理研CSRS)
 佐藤 繭子 (理研CSRS)
 朝比奈 雅志 (帝京大 理工 バイオサイエンス学科/先端機器分析センター)
 永田 典子 (日本女子大 バイオイメージングセンター)

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主催:理化学研究所 環境資源科学研究センター(CSRS)
共催:日本女子大学 バイオイメージングセンター
帝京大 先端機器分析センター
後援:日本学術振興会・新学術領域「植物の生命力を支える多機能性幹細胞の基盤原理」

このワークショップは、理研シンポジウムの一環として行われています