植物電子顕微鏡
ワークショップ2025

第16回 植物電子顕微鏡WS

更新 2025年10月20日

第16回 植物電子顕微鏡ワークショップ

電子顕微鏡(電顕)法は、細胞や組織の超微細構造を可視化し、生命現象を理解するうえで不可欠な基盤技術です。近年は、クライオ電子顕微鏡、CLEM(光・電子相関顕微鏡)、イメージング質量分析、空間オミクスなど、電顕と高い相関をもつ新しい観察・解析技術が急速に発展しています。一方で、これらを実際に扱い、試料調製や観察・解析を担う若手研究者・技術者は年々減少しており、とくに植物科学の分野では、研究者の所属学会が分散していることもあって、電顕や関連技術を体系的に学び合う機会がほとんどなくなってきました。
電顕技術の基盤やノウハウ、これまで蓄積されてきた知見を次世代へ継承し、さらに発展させていくためには、分野や立場を超えた若い世代の交流が欠かせません。
その目的のもと、2010年度より本ワークショップを開催しています。若手研究者や技術者に加え、長年にわたり植物や微生物、動物組織の電子顕微鏡観察を牽引されてきた先生方にもご参加いただき、講演やディスカッションを通して貴重なご助言を頂いてきました。
今回のワークショップでは、若手中堅による講演、ショートトーク・ポスター発表、そして参加者全員による自己紹介・研究紹介、悩み相談会を通して、世代・分野を超えた研究交流を深めます。
分野・年齢・経験を問わず、電顕や関連技術に興味を持つすべての方々のご参加を心よりお待ちしています。企業・メーカーの方々の参加も大歓迎です。
〜お知らせ〜
2025. 10.10 Websiteをオープン
2025. 10.20 講演者決定
日時:
2025年12月5日 (金) 10:00~17:30
場所:理化学研究所 横浜キャンパス 交流棟ホール

参加費:無料

こちらのHPより参加登録をお願いします。
講演:
井阪(樋渡)琢真 (カールツァイス)
「植物学者がZEISSで電子顕微鏡とX線顕微鏡に出会うまで 〜SEM, X線顕微鏡紹介とキャリアパスについて〜」

津田 安咲子(日立ハイテク/日本女子大)
「社会人修士になって考える、キャリア開発と学び直しの意義」

波多野 友博 (日本電子)
「分析機器会社におけるキャリアパスと研究」

勝野 達也 (京都大)
「大学における電子顕微鏡解析サポートの現状と課題:その内情を赤裸々に語る(仮)」

竹内 美由紀 (東大)
「SIMSによる元素イメージング(仮)」

(敬称略、講演順)
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スケジュール:
~12/4(木)~ 電顕セミナー 「生物試料電顕観察の基礎から応用」
会場:東研究棟7階セミナー室
詳細はこちら

~12/5(金)~
 第16回 植物電子顕微鏡ワークショップ
会場:理化学研究所 横浜キャンパス 交流棟ホール

10:00-10:05 開会
10:05-11:35 講演
 井阪(樋渡)琢真 (カールツァイス)
 津田 安咲子(日立ハイテク/日本女子大)
 波多野 友博 (日本電子)
11:40-12:20 昼食
12:20-13:00 顕微鏡施設見学&ポスター
13:00-15:00 ショートトークまたは自己紹介
15:00-16:30 ポスタープレゼンテーション研究相談会
16:30-17:30 講演
 勝野 達也 (京都大)
 竹内 美由紀 (東大)
17:30-17:45 閉会
18:00-20:00 研究相談&交流会@所内 (一般 2,000円、学生1,000円)
20:30-22:30 2次会 (鶴見駅周辺)

昨年の様子:
http://bioem.riken.jp/emws2024/





「第16回 植物電子顕微鏡ワークショップ」
 世話人 
 豊岡 公徳・佐藤 繭子 (理研CSRS)
大井 崇生 (高知工科大)
朝比奈 雅志(帝京大)
 永田 典子 (日本女子大)

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主催:理化学研究所 環境資源科学研究センター(CSRS)
共催:科研費 学術変革領域研究(学術研究支援基盤形成) 「先端バイオイメージング支援プラットフォーム」
:科研費 学術変革領域研究(A)「クロススケール新生物学」
:科研費 学術変革領域研究(A)「植物シンプラスト」
同時開催:名古屋大学 卓越大学院プログラム「GTR次世代先端講義」認定セミナー

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