正解!

解説:
花器官は3種類の遺伝子の組み合わせで形成されると考えられ、これをABCモデルと呼びます。それらの遺伝子を操作することによって想定の突然変異を生じさせ、花びらに変えます。

シロイヌナズナの八重咲きの花を持つ変異体を観てみましょう。

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正常な花を持つ野生型の花の切片をみてみると、外側からがく、花びら、雄しべ、雌しべの順に並んでいます。雄しべの付け根には蜜腺と呼ばれる器官があります。八重咲きの花の切片をみてみると花びらの付け根には蜜腺がある事がわかります。このことから、八重咲きになった花びらは雄しべが置き換わったものである事がわかります。